ハムスターが成長し、回し車のサイズが合わなくなる
最近、我が家のキンクマハムスターが回し車を回さなくなったんです。
キンクマハムスターって結構大きくなるんで、それで体のサイズに対して回し車のサイズが合わなくなったんだと思います。
もともとサイレントホイール21を使っていたのですが、サイレントホイール25に交換かなぁとか考えてました。
しかし、サイレントホイール25って結構でかいんです。
縦に余裕のあるケージをお持ちの方でしたらこれでいいと思うんですが、我が家のケージでは天井に当たりそうです。
そこで、無いものは作ってしまおうということで、静かな回し車を安く自作DIYしてしまおうと思います。
回し車の材料を100均で集めます
この材料に行き着くまでかなりの時間を要したのですが割愛します。
まずは洗面器!
こいつアホだなぁ〜だと思うかもしれませんが最後まで見てください。
そしてハンドスピナー。
ハンドスピナーの構造を見た瞬間に、回し車の作成のアイデアが閃きました。
残り100均で買うものは「ボルトがたくさん入ってるやつ」と「木の板」を数枚。
それから、ホームセンターなどで太さが8ミリで長さが50ミリのボルトを1本と広めのワッシャーを買ってください。
すべて揃えたものがこちら。
100均 | 洗面器 | 100円 |
---|---|---|
ハンドスピナー | 100円 | |
ボルトセット | 100円 | |
台座用の板x2 | 100円x2 | |
ホームセンター | ボルト8x50mm | 150円 |
ボルト(メス)8mm 3個入り | 100円 | |
広めのワッシャー8枚 | 5円x8 | |
合計金額 | 790円 |
材料としてはこれだけですが、ドリルが必要ですので、ドリルがお家に無い方は安いもので良いので買ってください。
もし、家にドリルが無いのでしたら、プラスチックに穴を開けるだけですので、ハンダゴテで溶かすとかグルーガンの先っぽで溶かすとか、刃物で地道に穴空けるとかでなんとか頑張ってください。
100均の洗面器に穴を空けましょう
まずはハンドスピナーの蓋を外します。
洗面器を中心にきっちり合わせて、穴を空ける印をつけていきます。
ここでズレると回し車がスムーズに回りませんので最初に真ん中に穴を空けて棒を差し込んで回してみてください。
中心に8~10mmほどの穴を空け、周りの3つは6mmの穴を空けましょう。
ボルトが8mmなので少し大きめの穴を空けるとコスらなくて摩擦がかかりません。
周りの穴は、100均のボルトが6mmだったので6mmの穴を空けるというだけですので、買ったボルトの太さを確認して空けてください。
100均のボルトを装着しましょう
空いた穴に100均のボルトを装着しましょう。
もともとボルトに付いていたワッシャーも使えないことはないのですが、洗面器の材質が柔らかく、ワッシャーめり込んでしまうので、ホームセンターで買った広めのワッシャーを使ってください。
裏側もワッシャーとボルトを取り付けて閉めます。
ハンドスピナーの穴が太いのでここでも広めのワッシャーが役に立ちます。
100均のボルトだとかなり飛び出てしまうので、もう少し短いボルトがあるならばそれを使ったほうがいいでしょう。
100均の板で台座を作ろう
ここで突然作りかけの台座が登場します。
これは、適当に作ってください。どうせ角度調整とかで苦労します。
100均の洗面器を台座に合わせ、角度調整と台座に装着するボルトの位置を決めます。
台座の板に8mmの穴を空けて、ボルトを固定ます。
その際、ボルトのメスを2個さらに追加しますが、これは100均の洗面器との距離の調整で使います。
2個ボルトのメスを装着することにより、振動でのズレを最小限に抑えます。
グルーガンとかボンドとかで台座に固定します。
接着剤を使用する際は、はみ出した接着剤をペットが噛んだり食べたりしないように、できるだけ表に出ないようにしましょう。
ほぼ100均で作った自作回し車の完成
後は洗面器とハンドスピナーを組み合わせたものを台座のボルトにはめるだけで完成です!
回ってるのがわかりやすいようにマーカーでスーッと線を引いてみました。
装飾したりするとカラフルで面白いとは思いますが、ペットの足が汚れたり、舐めたりすると危険なので色付けはやめたほうがいいでしょう。
もっと高さを低くしたい場合は、洗面器の側面を切り取って角度をつければ、25cmくらいの高さで足場の広い回し車を作ることができます。
この回し車は、中央にベアリングが使用されているため、サイレントホイール並みに音もかなり静かです。
また、接続部分や隙間が無いので、ペットが足を挟んで怪我をすることもありませんし、簡単に取り外せるのでハリネズミのような回し車を汚しまくるペットでも毎日の掃除が簡単です。
正直、市販の回し車より静音で高機能だと思います。
この回し車に変えてから、夜中にギャンギャン回してくれてます。
もし、ハムスターやハリネズミが最近回し車で遊んでくれないのであれば、もしかしたらサイズが合っていないのかもしれません。
そんな時はもっと大きな回し車を買ってあげるか、もしくは洗面器ホイールを作ってみてはいかがでしょうか。
補足:ベアリング部分の汚れを防ごう
中央のボルト部分は足を挟んでしまう可能性も考えられますし、糞尿の汚れがベアリング部分に入ってしまうと錆びて回らなくなってしまうのでペットボトルのキャップをグルーガンで付けてあげてください。
ベアリング部分が汚れて回転力が失われてしまった場合は、水洗いをした後に無水アルコールなどで洗浄し、ベアリング用の油を差してあげれば復活しますよ。
洗面器ホイールの注意点
この洗面器ホイールは洗面器の裏側でボルトがぐるぐる回っています。
複数頭で飼育しているような環境では、巻き込まれる可能性があるので絶対に使用しないでください。
我が家ではずっとこの回し車を使用していますが、1年以上経っても問題なく使用できていますし、柔らかいので足の負担も少なく怪我もありません。
DIY好きな人はぜひ試してみてください。
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