我が家のハムスターは17センチ300グラムと小柄なので衣装ケースでなんとかなってはいたのですが、窮屈で可愛そうだったので大きなケージに引っ越しさせてあげることにしました。
もともと幅60センチほどの衣装ケースを使用していたので幅が60センチ程度の小さいパンテオンでは引っ越しの意味がなく、幅が90センチの大きなパンテオンとなると2万円以上となり、財布の紐が緩みません。
そこでハリネズミ用のケージをDIYしてしまうことにしました。
ハリネズミの新ケージの完成
まずは完成品をご覧ください。
アクリル板を使用しているので外からもしっかり観察できます。
扉を開くとこんな感じ〜。上に乗ってるのはハムスターハウスとミルワーム養殖場。
せっかくならパンテオンに勝るものを作りたいということで一つ仕掛けを追加しました。
我が家のハリネズミ用の新ケージの秘密をご覧ください。#hedgehog pic.twitter.com/j2iF3GBQhl
— ????ほぐぐ&はむむ???? (@hoggghammm) 2018年10月14日
季節や気分によって背景を差し替えることを可能にしました。
背面は全面アクリルとなっておりその裏側に壁紙などを差し込むことによって背景を変更することができます。
完全に自己満です!
それでは作り方をご説明します。
ハリネズミのケージの作り方
詳細設計図も作らずに適当にやってしまったので、詳しい説明は省きつつ完成品を分解しながら説明していきます。
自作ハリネズミケージ完成品の図
細かい差異はありますがだいたいこんな感じです。
ネジの位置まで説明すると私の心が折れるので省略してます。
自作ハリネズミケージの大きさ
幅90センチx奥行45センチx高さ45センチとかなり大きめです。
なぜこのサイズになったかというとノコギリの使用回数を減らすためにホームセンターに売ってある規格サイズに合わせて作っています。
底板や背面のベニヤはカットせずにそのまま使ってます。
背景のアクリル板
まずはアクリル板と壁紙を取り外しましょう。
この背面のアクリル板が今回一番高額な材料となりました。
ちなみに下部のワンバイフォー材は置いてるだけで固定してません。
夏場は取り外して風通しをよくしてあげれます。(本当はいい方法が思いつきませんでした)
ドアのアクリル板とサイドのプラ版
ネジで固定しているアクリル板と側面の100均で買った半透明プラスチックボードを外します。
側面もアクリル板にしたかったのですが、節約のため100均で済ませました。
ドア部分のマグネット
ドアはマグネットを設置しているので開閉が楽です。
鍵式も考えたのですが毎回ガチャガチャするのが煩わしそうなので、マグネットを選択しました。
このマグネットは強力なので内側からハリネズミがフルパワーで突進しても開きません。
100均で買った溝の付いた木材
この木材を見つけたことにより今回の背景差し替え式のケージを思いつきました。
底板は1センチほどの厚めのベニヤを使用し、背面は一番薄いベニヤを使用しました。
底板と背面のベニヤ
底板と背面の板を外せば骨組みのみになります。
天井が三又で接続しているのがミソ。
ハリネズミのケージに必要な材料
ワンバイツー(1×2)材
ワンバイ材を簡単に説明すると、大量生産可能な安い木材です。
強くて加工しやすく表面もツルツルでDIYするときには必ずお世話になります。
ワンバイフォー材を縦に切ってワンバイツー材x2本にしてさらに必要なサイズにカットしました。
これはホームセンターでカットしてもらえますので事前に設計図を作ってから依頼しましょう。
ワンバイツー(1×2)材 | 885mmx4 |
ワンバイツー(1×2)材 | 390mmx4 |
ワンバイツー(1×2)材 | 250mmx4 |
ワンバイツー(1×2)材 | 450mmx8 |
ワンバイフォー(1×4)材 | 900mmx1 |
間違ってるかもしれないので、参考までに。
木ネジ
ワンバイ材の短辺が19mmなので35mmくらいの木ねじがあれば固定できます。
長辺からネジを打つ場合は長いものが必要ですが、下記画像のように木材に厚みに対して半分の深さの大穴を明けてネジを打てば35mmでも固定できます。
アクリル板
アクリル板は「はざいや」で注文しました。
「アクリルアイ」の方が安いのですが、「はざいや」は2カットまで無料なのが嬉しい。
厚みが増すほど高くなるので、節約のつもりで2mmにしたんですがちょうどいい厚みでした。
これ以上厚くなると加工が大変です。
ちなみにアクリル板は硬度が非常に高いので一般的なカッターで切るなんてことは考えないでください。
専用のアクリルカッターじゃないと2mmでも切れません。
人工芝
100均に売ってある緑色の人工芝ってエグいほど緑でインスタ映えしませんよね。
ってことで探してみるといろんなカラーの人工芝があるんですね。
グレー人工芝は比較的手に入れやすくて、落ち着いた雰囲気が出ます。
100均のワイヤーネット
100均のワイヤーネットを下に引いて空間を作り、その下に中型のペットシーツを2枚敷いてます。
床下を作ることによって、排泄物を確認して健康状態をチェックしたり、通気性を高めるなどの効果があります。
100均の溝のある木
セリアで額とかが置いてあることこにありました。
無いかもしれませんがその時はなんとかしてください。
ハリネズミの自作ケージの金額
透明アクリル板910x910mm(2mm) | 2052円 |
アクリル板の送料 | 900円 |
底板厚手ベニヤ900x450mm | 1056円 |
背面薄手ベニヤ900x450mm | 700円 |
ワンバイフォー材 | 311円x3 |
木ネジ | 500円くらい? |
人工芝 | 108円x6 |
100均の蝶番 | 108円x2 |
百均の溝のある木 | 108円x3 |
総額 | 7329円 |
5000円以内に抑えたかったのですが少しオーバーしてしまいました。
アクリル板が痛いですねぇ。
パンテオンと比べるとかなり安く抑えれたので結果オーライです。
大きなケージに引っ越して気づいたこと
ハリネズミを大きなケージ移してから、かなり掃除が楽になってハリネズミが清潔を保てるようになりました。
狭いケージのときは自分の糞をふみ散らかして、床もハリネズミ自身も汚れやすかったんです。
広くなったことによって糞を踏む確率が減り、掃除の回数もハリネズミのお風呂も格段に減りました。
ハリネズミの飼育にはこれくらいのサイズが必要なのかもしれませんね。
このハリネズミ用自作ケージの掃除方法はコチラ
我が家のハリネズミも喜んでくれてるみたいでよかった〜。
(実はこのケージを作る際に大きな過ちを犯したのですが、それは次回説明します。)
コメント
[…] […]
以前、LINEのオプチャでお世話になりました者です。(きなこ@都下 という名前でした)
先日、きなこは4歳半で天に召されました。。。😢
ハリネズミロスに耐えられず、新たにハリネズミをお迎えしました。
新しく来たコは体が大きく、今まできなこが住んでいたケージでは窮屈なので、新たにケージを自作したいと思います。
ほぐはむさんの記事はとても細かく説明されているのでとても参考になります!
ちょっとマネさせて頂きます!
お久しぶりです!その節はどうも!
自作ケージ作りは楽しいしより愛着が湧きますよ〜
新しいハリネズミが快適なケージが作れるといいいですね^^