【DIY】ハムスターのケージを衣装ケースで自作してみた

衣装ケース自作ケージハムスター
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我が家で使っているハムスター用ケージの作り方をご紹介します!

ハリネズミにも使えないことはないですがハリネズミ用としては小さいので、ハリネズミが大きくなったら大きなケージにひっこしさせてくださいね。

現在の衣装ケースに行き着くまでかなりの紆余曲折がありまして、結局3つも衣装ケースを買い換えることになってしまいました。

なので現在使用している「カバコ(ワイドM)」の衣装ケースをお勧めします。

天馬(Tenma) フラップ扉付収納ボックス 幅60×奥行42×高31cm PRX カバコ ワイドM クリア
カバのような大きな口で収納・出し入れカンタン。 フタはスライド式で、本体内に収納できるから邪魔にならない。 間口にはアルミ補強板入りで、たわみにくい。
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なぜカバコがハムスターケージとして優れているのか

サイズ

カバコワイドMのサイズは幅60×奥行42×高31cmと、ハムスターを飼育するのに十分な広さがあります。
衣装ケースケージはカバコ

これくらいの広さがあれば二階建てにしなくても回し車、巣箱、水飲み場、砂場、トイレ砂場を全て内包できます。

また、サイズやデザインに不満がある場合、カバコはサイズやカラーが豊富ですので、小さいサイズのカバコを追加して拡張することも可能です。

強度

数段詰める設計になっているので、衣装ケースとしてはかなりしっかりしている方だと思います。

分厚いのでカットしたりするのは結構大変ですが、ハムスターが安心して暮らせるのであればそのくらいの労力は惜しみません。

分解できる

本体と天板とフラップが分離できます。

個別に加工したり、掃除することができますし不要になった場合に複数のカバコをまとめてコンパクトに収納することができます。

フラップ式

過去に買った衣装ケースは全て、上が開くタイプでしたが、カバコは横から開いてしかも蓋を格納できます。

ハムスターやハリネズミのような小動物は、上から掴まれたり、手を入れられることをとても嫌いますので、一向に仲良くなれません。

過去に横開きに改造したりもしたのですが、衣装ケースとしての用途を逸脱してしまうのは個人的に納得いかない。ケージとして使わなくなった場合に、ちゃんと衣装ケースとして機能しないと、最終的にゴミとなってしまうからです。

その点、カバコは横からハムスターやハリネズミと触れ合えるのでとてもなつきやすいし、餌の交換や掃除などのメンテナンスが非常に楽です。

値段

こんなに高機能なのになんと値段が1456円(amazon:2018年9月現在)。

衣装ケースはカバコ一択

いかがですか?もし上開きの衣装ケース使ってたら引っ越ししたくなりませんか?

いろいろと衣装ケースを物色しましたがカバコが最強だと思いました。(異論は認める)

天馬さん、ハム飼いのためにもっと種類増やしてください!買います!

衣装ケース使ったハムスターケージの作り方

衣装ケースケージに必要な材料

  • カバコ(ワイドM)
  • 100均のバーベキュー網
  • 結束バンド
  • パッチン錠
  • 3mmくらいのボルトを4つ

衣装ケースケージに必要な道具

  • 電動ドリル
  • アクリルカッターもしくは糸ノコギリ
  • ニッパー

衣装ケースケージを作っていきます

早速、衣装ケースでケージを作っていくのですが、2種類の作り方があります。

1.今回作る前面に金網を取り付ける形式。
バーベキュー網を使った衣装ケースケージ
2.前面にアクリル板を設置し、天井金網を取り付ける形式。
アクリル版を使った衣装ケースケージ

1.の前面に金網を取り付けるパターンは、風通しが良いが、保温性に欠ける部分があり、かじりグセのあるハムスターは金網を噛む可能性もあります。

しかし、コストと工数はかなり抑えられます。

2.の前面にアクリル板を設置するパターンは、風通しが悪いが、保温性に優れており。前面にアクリル板があるので写真が撮影しやすいと言うメリットがあります。

アクリル板の値段が高く、3箇所に大穴を空けるので工数が増えます。

2の方がケージとしては優れているのですが、今回は節約で1の前面が金網になっているケージを作っていきたいと思います。

衣装ケースに穴を開ける

衣装ケースに穴を開ける
衣装ケースのフラップ部分を取り外し、5mmほどの穴を開けていきます。

まずは四隅から2〜3センチくらいのところにドリルで穴を開けます。

そのまま切るという選択肢もあるのですが、カバコは強度があり、硬度が高くて柔軟性に欠けるので、そのまま刃を入れてしまうと割れてしまう可能性があります。

割れやすい角は先に穴を空けておくのが良いでしょう。
衣装ケースのフラップ部分をカッターで切る
四隅に穴を空けたら穴から穴に向けてカッターで筋を入れていきます。

カバコは分厚くて硬いので、切れ味が悪くなったら惜しみなくカッターを折りながら切ってください。
刃物の扱いになれていない子供には危険度が高すぎるので、絶対に大人の力を借りてください。
糸ノコギリがあればそちらの方が安全です。

と言いたいところですが、カッターは本当に危険です!全然切れません!
アクリルカッターを使ってみたところかなりスムーズに切れたので絶対アクリルカッターを使ってください。

切り取った中の部分は後で使うので取っておいてください。

オルファ(OLFA) PカッターL型 205B
アクリル・塩ビ板などのプラスチック板専用の大型カッターです。 各種硬材へのすじ入れにも使えます。 本体に替刃を2枚内蔵。

100均のバーベキュー網をカットする

衣装ケースに空けた穴に合わせて100均のバーベキュー網をカットしてください。
ニッパーで型をつけたらグニグニと曲げるだけで折れます。

衣装ケースにバーベキュー網を設置する

衣装ケースに100均のバーベキュー網を取り付ける
衣装ケースの左右と下にドリルで結束バンドが通る程度の穴を数カ所空け、バーベキュー網を設置し結束バンドで固定します。
100均のバーベキュー網を結束バンドで固定

このままバーベキュー網を切った部分が剥き出しで危ないので、衣装ケースに穴を開けた時に余った端材を2〜3センチでカットして、バーベキュー網の剥き出し部分にかぶせて結束バンドで固定します。

パッチン錠を取り付ける

ハムスター 用衣装ケースケージの完成

このままではアクティブなハムスターはフラップ部分を持ち上げて脱走してしまいますので、錠をつけます。
この錠をどうするかかなり悩んだんですがパッチン錠がベストだと思います。


今のところハムスターが脱出を試みても開くことはありません。

錠の設置が甘いと、ハムスターが開けてしまったり、脱出を試みて挟まってしまったりする可能性がありますので、錠が甘くならないようにしっかり設置しましょう。

錠を設置する位置に印をつけてドリルで穴を開けてボルトで固定します。

衣装ケースケージの完成

カバコMを使った衣装ケース自作ケージの完成
加工したフラップ部分を本体に組み込んだら衣装ケースケージの完成です。

加工部分はフラップ部分だけですし、フラップ部分を取り外して加工するので楽に作業ができます。

前面にアクリル板を設置するパターンを作る場合は、フラップ部分にバーベキュー網の代わりにアクリル板を取り付け、天井に穴を開けてバーベキュー網を設置しましょう。

アクリル板を用意するので少し割高になりますが、金網をかじるリスクが無くなるのでアクリル板を使うパターンをお勧めします。

以上、衣装ケースのカバコを使ったケージの作り方でした。

このケージは横からハムスターと触れ合えるのでとてもなつきやすいですよ。

天馬(Tenma) フラップ扉付収納ボックス 幅60×奥行42×高31cm PRX カバコ ワイドM クリア
カバのような大きな口で収納・出し入れカンタン。 フタはスライド式で、本体内に収納できるから邪魔にならない。 間口にはアルミ補強板入りで、たわみにくい。

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