ハリネズミのジレンマと恋愛の話

ハリネズミ, 小動物情報

仲良しハリネズミ

今回はハリネズミの飼育に関係のない恋愛や人間関係のお話。

ハリネズミとエヴァンゲリオン

ハリネズミのジレンマという言葉をご存知でしょうか。

本来はヤマアラシのジレンマという寓話なのですが、「新世紀エヴァンゲリオン」の第4話のサブタイトルにて「Hedgehog’s Dilemma(ヘッジホッグジレンマ)」という造語が使われたために、ハリネズミのジレンマという造語も一般的に使われるようになりました。

なぜ、ヤマアラシではなくハリネズミになったかというと、エヴァンゲリオンの碇シンジというキャラは内向的で心の奥底に陰りのあるキャラクターで、積極的な攻撃型のヤマアラシより、臆病な防御型ハリネズミのほうが適切であったからでしょう。

日本人の気質的にもヤマアラシよりもハリネズミのほうが合っている気がしますね。

アニメの内容は「近づくことで感じる痛み 近づかなきゃ解らない温かみ・・・」がテーマとなっており、寓話ハリネズミのジレンマに沿ったものとなっております。

ハリネズミのジレンマとは

それでは、哲学者ショーペンハウエル氏の寓話「ヤマアラシのジレンマ」をハリネズミに置き換えてご紹介します。

ある寒い日、2匹のハリネズミが、お互いに身を寄せ合って温め合おうとしたが、近づきすぎると全身の針が相手に刺さって傷つけてしまう。
かといって、離れると今度は凍えてしまう。2匹は近づいたり離れたりを繰り返して、最後は互いに傷つけ合わず暖もとれる最適な距離を見つけた。

この寓話を心理学者が引用したことにより「ハリネズミ(ヤマアラシ)のジレンマ」は人間関係や恋愛心理で例えられるようになりました。

ハリネズミのジレンマと人間関係

仲良しハリネズミ

ハリネズミのジレンマと同じような経験はありませんか?

人間は誰しも、踏み込んで欲しくない部分や思い出したくない部分にトゲを生やして生きています。

他人がそこに触れれば痛いし、本人はさらにそのトゲを逆立てます。

しかし、一人では生きられないのでまた寄り添おうとします。

ハリ抜いて、心をむき出しにしてしまえば誰に傷つけられるかわかりません。

ハリを伸ばしすぎると風雨にさらされ、凍えて死んでしまいます。

何度も何度もお互いに傷つけ合いながら、ちょうど良い暖かい距離を見つけていく。

人間の恋愛も同じような部分がありますよね。

ハリネズミから学ぶ距離感

ハリネズミだんご

最近だれかと喧嘩しませんでしたか?
その時は踏み込んではいけない部分に入り込みませんでしたか?触れてはいけないところに触れませんでしたか?

世の中にはいろんな種類のハリを持った人たちがいて、すぐにハリを逆だてる人やハリが短い人もいれば長い人もいます。
しかし、お互いに相手のハリを理解し、尊重しあわなければ友好な関係を築くことができません。

人間関係でつまづいたときは、ハリネズミのジレンマを思い出してみてはいかがでしょうか。
解決方法が見つかるかもしれませんよ。

人間はハリネズミから学べることがあるのかもしれませんね。