ハムスターが食べれる野草を探してみよう

ハムスター
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春から夏にかけてハムスターが食べれる野草がたくさん生えるので、足元を見ながら歩いて野草を探してみてはいかがでしょうか。

野草なんか食べさせられて可愛そう、なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ハムスターは本来は野生で様々なものを食べて生きていたと考えると、野草を食べることはむしろ自然なことです。

また、私たちが食べている野菜は元を辿れば全て野草です。

その野草を品種改良して食べやすくしたものが人間が食べている野菜なのですが、食べやすくするために栄養価が減っていたりするので、むしろ野草の方が動物に必要な栄養素が豊富だったり薬効が含まれていたりするのです。

しかし、野草だからこそ毒が含まれていたりと危険なものもありますので、食べれる野草とその野草が生える季節や場所、そしてハムスターにとって危険な野草をまとめていきたいと思います。

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ハムスターが食べられる野草

下記で紹介している野草は全て、葉を与える前提です。
花や茎などを与える必要はないでしょう。

タンポポ

たんぽぽ
写真AC https://www.photo-ac.com/
採取できる時期年中
開花時期3月〜5月
生えてる場所 川原など日当たりの良い場所

4月ごろに最盛期となりますので黄色い花を探してみましょう。
漢方では解熱薬、健胃薬として用意られており薬効にも期待できる。
葉も柔らかく嗜好性も高い。

シロツメグサ(クローバー)

シロツメグサ
写真AC https://www.photo-ac.com/
採取できる時期年中
開花時期5月〜8月
生えてる場所 道端ならどこでも

どこにでもあたりまえのように生えているので、意識しないと通り過ぎてしまいます。

オオバコ(シャゼンソウ) 

オオバコ
写真AC https://www.photo-ac.com/
採取できる時期年中
開花時期4月〜9月
生えてる場所田畑や道端、荒れ地

多年草なのでいつでも採取できますが、地味なので意識しないと見つかりません。
柔らかい地面より踏みしめられた硬い土に生えているので道端を探すと良いかもしれません。
非常に生命力の強い野草なので、ハムスターにパワーを与えてくれそうです。

ハコベ

ハコベ
写真AC https://www.photo-ac.com/
採取できる時期年中
開花時期2月〜9月
生えてる場所田畑や道端、荒れ地

小鳥やウサギの餌としてもよく耳にする野草です。
いろんな動物が好きなので多分美味しいのでしょう。

ナズナ

ナズナ
写真AC https://www.photo-ac.com/
採取できる時期春から夏
開花時期2月〜6月
生えてる場所田畑や道端、荒れ地

一年草なので採取できる時期は限られますが、どこでも見つけることができます。
夏になると無くなるから夏無(なつな)と名前がついたという説もある。
ペンペン草とも呼ばれていますね。

レンゲ

レンゲ
写真AC https://www.photo-ac.com/
採取できる時期春から夏
開花時期4月〜5月
生えてる場所田畑や道端、荒れ地

二年草、越年草ともいい、秋に発芽して冬を越し,春に開花します。
レンゲソウには土を肥やす効果があるので、昔は休ませている畑に農家がレンゲの種をまくことがありました。
昔はどこにでも咲いていたような気がしますが最近はあまり見かけませんね。

ハムスターにとって危険な身近な植物

アサガオ

タネにファルビチンという毒があります。
葉や茎には毒はないらしいのですがわざわざ与えるものではないでしょう。

ノビル

ネギのような味がする美味しい野草なのですが、ネギ系の植物は動物には毒となります。

チューリップ

全ての部位にツリピンと呼ばれる毒が含まれています。

オシロイバナ

小さい頃は種を割って粉を出して遊んだりしていましたが毒があったんですね。
全ての部位に毒があります。

シクラメン

室内栽培をする花なので誤飲などに気をつけましょう。
綺麗な花には毒があります。

スイセン

毎年どこかの誰かがニラと間違えて食べて病院に運ばれている気がします。
人間も気をつけましょう。

スズラン

かわいい花を咲かせますが人をも殺す強烈な毒を持っています。

その他の危険な植物

パンジー、アロエ、アジサイ、ツツジなど

他にも様々な植物に毒が含まれています。
曖昧なものや知らない植物をハムスターに与えないようにしましょう。

ハムスターに野草を与えるメリットとデメリット

野草を与えるメリット

野草には薬効があるものもあり、体調を良くするなどの効果が期待できる。

野草は野菜に比べて匂いや味が強いものが多く、食欲がない場合などに与えると興味を示して食べてくれることがあります。

野草を与えるデメリット

アクが強いものが多いので多くの量を与えると逆に体を壊してしまうことになります。

排気ガスや犬の尿や糞で汚れている可能性があり、菌が付着している可能性があります。

野草を与える時の注意

人通りの多い場所の野草は排気ガスで汚染されていたり、犬の糞尿で汚れていたりすることがありますので、人通りの少ない場所で採取しましょう。

また、田畑の近くの野草は農薬で汚染されている可能性がありますので気をつけましょう。

どこで採取した野草でも一度水で綺麗に洗ってからハムスターに与えるようにし、曖昧な知識でハムスターを不幸にしないようにしっかりと植物図鑑で調べましょう。

コメント

  1. 南まりあ より:

    シロツメクサじゃなくてカタバミの写真だと思われます。よく似てるので間違いやすいですが、咲く花が全く違います。

    ※カタバミは与えてはいけないので注意が必要ですね。

    クローバーはシロツメクサの他、ムラサキツメクサなど他の花の色もあります。
    葉っぱの形が少し尖った感じで、こちらも小動物は好んで食べる子が多いです。