私はスギ花粉とダニとハウスダストのアレルギーを持っているのですが、花粉の時期が終わっても鼻水が止まらずおかしいなと思っていたんです。
ハウスダストかなぁと思って部屋を掃除したりしても鼻水は止まらず。
何気なしにミルワームの養殖場を触った時になんかザラザラしていて粉吹いていたんです。
近くに寄ってよく見てみると白くて小さい謎の虫がウヨウヨと細かいのが蠢いているじゃありませんか。
それでグーグル先生に聞いてみたら「コナダニ」らしいとのこと。
原因はお前かー!!!
ということでコナダニを駆除したいと思います!
ミルワーム養殖場に湧くコナダニとは
我が家では、ハリネズミとゴールデン(キンクマ)ハムスターを飼育しているのですが、餌を無限に増やすべく養殖をしています。養殖方法は下記をご参照ください。
結果的にミルワーム養殖場にコナダニを湧かせてしまったのですが、まずはダニについて掘り下げていきましょう。
家庭に潜むダニの種類
ヒョウヒダニ(チリダニ)
ヒョウヒダニ類は家にいるダニの7~9割を占めており、どこにでもいるダニです。
サイズが0.2~0.4mmと小さいので肉眼で確認することは難しく、布団等の布製のもののほとんどに生息していると言われています。埃やフケなどを食べるので人間の生活圏である寝具やカ-ペットの大量発生します。
死骸やフンがアレルゲンですので、アレルギ-性鼻炎や気管支喘息を引き起こすことがあります。
普段の掃除を怠らないようにしましょう。
コナダニ
こいつが今回の駆除対象ダニ。
食品や畳使われる藁に発生しやすく、高温多湿な環境を好むので夏場は大量発生しやすくなります。
0.2mmほどの非常に小さなダニなので単体で目視することは難しいですが、大量に湧くので異変に気づくとこができるでしょう。
コナダニ自体にはあまり害はないのですがコナダニが湧いた食品を口にしてしまうとアレルギーを発症してしまう可能性があるらしいです。
放置しているとコナダニを捕食するツメダニが発生する。
ツメダニ
ヒョウヒダニやコナダニ捕まえてその体液を吸って生息しているのがツメダニで、刺されると赤く腫れて一週間ほど痒みが続きます。
やばい!早急に対処しなくてはツメダニがやってくる!
ダニアレルギー反応高めな私には会心の一撃!超絶腫れることでしょう!
コナダニの駆除方法
ミルワームの床材に湧いたコナダニの駆除方法
- くん煙剤を焚いて一掃してしまうという方法が一番手っ取り早いですが。
今回はペットが室内にいて、くん煙剤が焚けない状況なので別の方法で駆除しましょう。 - ミルワームをふるいにかけて床材とミルワームを分別し、床材を他の容器に入れましょう。
- コナダニがうじゃうじゃいるミルワームの床材をそのまま捨ててしまうと、ゴミ捨て場でコナダニが湧いてしまったりしてゴミ回収業者さんへのダニテロとなりますので、熱湯で死滅させてから捨てましょう。
- 部屋全体を掃除をし、ミルワーム養殖場の置いていた場所はアルコールで拭きあげれば死滅させることができます。殺虫スプレーを噴射してもいいかもしれません。
- ミルワームを入れていた容器を熱湯消毒しましょう。アルコールで拭きあげるとより効果的です。
- 消毒した容器に新しい床材を敷き、ふるいにかけたミルワームを戻してあげましょう。
- 以上でコナダニを駆除することができますが、ミルワームの卵が産み付けられている床材の場合はミルワームがもったいなので下記方法を試してみましょう。
ミルワームの成虫のチャイロコメノゴミムシダマシに湧いたコナダニの駆除
- ミルワームの成虫であるチャイロコメノゴミムシダマシの床材はミルワームの卵がたくさん含まれている可能性があるので、ミルワームの床材とは別の容器に移動させましょう。
- コナダニは乾燥に弱いので日光を浴びせることによって乾燥し死滅しますので、ミルワームの卵が含まれるチャイロコメノゴミムシダマシの床材は、浅く広げて天日で乾燥させましょう。
夏場の高温多湿の時期は、密閉した容器に乾燥剤を入れればコナダニは死ぬかもしれません。
乾燥させすぎるとミルワームも干からびて全滅してしまうので適度に乾燥させましょう。 - ミルワームの成虫を入れていた容器を熱湯消毒しましょう。アルコールで拭きあげるとより効果的です。
- 天日干ししたミルワームの成虫の床材を消毒した容器に戻しましょう。
- これで大半のコナダニは駆除できたかもしれませんが、確実ではありません。
数日後にミルワームの容器を確認して、まだコナダニが湧いているようなら同じ工程を繰り返してみましょう。
2〜3回繰り返せばコナダニはほぼ駆逐できると思います。
コナダニの予防方法
私がコナダニを大量発生させてしまった原因は、ミルワームに与えていた野菜が多く、腐敗してしまったことが原因です。
ミルワームに与える野菜は1日置きに交換し、一週間に一度は大掃除をしましょう。
また、コナダニは乾燥に弱いので除湿機やエアコンで室内の湿度を60%以下にして、発生しにくい環境を作りましょう。
コナダニが大量発生してしまうと、その後の掃除が大変になりますので定期的な掃除を心がけましょう。
コナダニは早急に駆除しよう!
コナダニは直接的に害はないですが、アレルギーを発症する可能性があります。
放置していると凶悪なツメダニを召喚してしまうことになりますので、早急に駆除することをお勧めします!
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