ハリネズミ用のペレットを食べ比べてみた

ハリネズミのエサ食ってみたハリネズミ
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ハリネズミの常食のペレットはどれが良いのだろうか。
ハリネズミのエサの種類は少ないとはいえ、割高なのでいろいろと試してみようにも財布のひもが緩みませんよね。

ハリネズミはグルメでエサの好みにも個体差があるようですので、エサの選択は非常に重要です。
そこで人間である私がエサを食べてみてその感想を随時まとめていきたいと思います。

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ハリネズミに必要な栄養成分

餌の食レポをするまえに、まずはハリネズミに必要な栄養に関して知識を深めておきましょう。
ハリネズミの餌として理想的な栄養バランスは、たんぱく質30~50%・脂肪10~20%・繊維15%に、カルシウムとリンの比率1.2~1.5:1.0となります。
もし、今使っている餌の栄養バランスがこの数値から大きく離れている場合は、足りない栄養価を補填できる餌を混ぜるか、別の餌に交換しましょう。
それでは、各餌の栄養価を踏まえながっら食レポしていきたいと思います。

SANKO F28 ハリネズミフード

ハリネズミフード

幅広い雑食傾向にあるハリネズミの栄養を満足させるために、良質なたんぱく質を動物性・植物性・昆虫からバランスよく含み、彼らの食性から必要とされるキチン質も配合したハリネズミのメインフードです。小粒で食べやすく、合成保存料・抗菌剤・抗酸化剤無添加です。

原材料

国産鶏肉、国産魚粉、大麦全粒粉、玄米、ビール酵母、コプラフレーク、サツマイモ、ホエイタンパク、昆虫粉(コオロギ、ミルワーム)、バナナ果肉、豚レバー、ヒマワリオイル、リンゴ果肉、ココナッツミルク、全卵、ニンジン、コーングルテンミール、小麦、アーモンド、デンプン、キチン、カルシウム、ゴマ、シナモン、ナツメグ、第二リン酸カルシウム、L-リジン、DL-メチオニン、乳酸菌群、ビタミン類(A.D3.E.K.B群.K3.C)、パントテン酸、ニコチン酸、ビオチン、葉酸、コリン、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸コバルト、硫酸亜鉛、硫酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、ヨウ化カリウム、セレンナトリウム

成分

タンパク質30.0%以上
脂肪10.0%以上
繊維9.0%以下
灰分7.0%以下
カルシウム1.5%以上

ハリネズミフードを食べてみた感想

ぼそぼそしていて、口どけも悪く、形もまばらで作りの荒さを感じる。大豆粉感も強くて正直美味しくないです。
ハリネズミは普通に食べてくれるので特に問題はありませんが、他の餌と混ぜると優先順位は低くなります。
繊維が少ないので、副菜等を追加してあげるとよいかもしれませんね。

大地の恵み La Terra ハリネズミフード

大地の恵み

ハリネズミの食性を考慮して昆虫(脱脂ミルワーム、カイコガさなぎ)の配合比率を上げたハリネズミ(食虫動物)専用のデイリーフード。

原材料

脱脂ミルワーム、りんご、大豆ミール、小麦粉、でんぷん類、大豆たんぱく質、カイコガさなぎ、オリゴ糖、洋ナシ、ストロベリー、マンゴー、ライチ、キウイ、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、ビタミン類(塩化コリン、E、C、B5、B2、A、B1、B6、B3、葉酸、D3、ビオチン)、ミネラル類(Ca、P、Fe、Mg、Zn、Mn、Cu、I)

成分

たんぱく質30.0%以上
脂肪5.0%以上
繊維10.0%以下
灰分8.0%以下
カルシウム

大地の恵みを食べてみた感想

サクサク感があり香ばしい味がする。空気を多く含んでいるので口の中で程よく溶ける。
水でふやかしても形は崩れずに綺麗なので牛乳をかければ朝シリアルとして食べれるかもしれない(笑)
このサクサク感はなんだろなぁと原材料を見てみると「脱脂ミルワーム」、、、お前か!!
ペレットに虫入れたりしてないだろうとか勝手に思っていたけど存分にミルワームが入ってました。
ミルワームがたくさん入っているからなのか、ハリネズミの嗜好性も高くてハリネズミも喜んで食べてくれます。
脂肪が少ないので太り気味のハリネズミにもいいかも!

ふやかすともちもち食感になりますが時間が経つと餌皿にぴったりと張り付いてしまいますので、パサパサ系の餌と混ぜてあげたほうがいいかもしれません。

Mazuriインセクティボアフード

インセクティアボアフード

食虫目動物(昆虫を食べる動物)の専用フードです。
栄養補助フードなのでハリネズミ・フクロモモンガ・リスザルの副食として、普段のエサに混ぜて与えてください。粗タンパクが28%なので栄養たっぷりです。虫を与えるのが難しい場合は、代用としてご利用頂けます。カルシウムとミネラル栄養が豊富に含まれています。成長期のハリネズミや療養中のハリネズミにおすすめです。ふやかして与えることをおすすめします。

原材料

料鶏・七面鳥ミート、挽大豆皮、小麦粉、乾燥ビートパルプ、挽き玄米、大豆、乾燥卵製品、乾燥ヤマナラシ、BHAで保存加工した動物性脂肪、エトキシキンで保存加工した家禽脂肪、ドライアップル、セルロース粉、ドライイースト、乾燥乳しょう、小麦胚芽、シュリンプミール、フィッシュミール、レシチン、大豆油

成分

タンパク質28%以上
脂肪11%以上
繊維13%以下
灰分8%以下
カルシウム

インセクティボアフードを食べてみた感想

食感はボソボソしていてSANKOのハリネズミフードに似ているが、粗挽きな食感が楽しい。
スパイスのような刺激があり、味は濃い目で正直うまい。
原材料の料鶏・七面鳥ミート、挽き玄米あたりがこの香ばしさと味の要因だろうか、、、

味が強いのでメインのペレットに少し混ぜてあげるような使い方をしたほうがよさそうですね。

エイト イン ワン (8 in 1) ウルトラブレンドセレクトハリネズミフード

エイトインワン

食虫動物であるハリネズミの食性を踏まえ、動物性タンパク質が豊富。日常不足しがちなカルシウムをはじめとするミネラル類や、ビタミン類を強化配合。風味豊かなおいしさで、ハリネズミの食いつき抜群。ユニークなクロス形状の粒がおもしろい。

原材料・成分

チキンミール、鶏油、とうもろこし、コーングルテンミール、チキンエキス、小麦粉、ビタミン類(コリン、E、B12、A、ナイアシン、D3、パントテン酸、B2、ビオチン、B1、B6)、ミネラル類(Ca、Zn、Fe、Mu、Cu、Co、I、Se)、アミノ酸(タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

タンパク質30%
脂肪8%
繊維5%
灰分7%
カルシウム1.25%

ウルトラブレンドセレクトハリネズミフードを食べてみた感想

粒が大きく食べ応えがあり、カリカリの食感がクセになる。噛んでいくうちにチキンの旨味がじわじわ出てくる。
うまい!これはビールに合いますね〜。
しかし、我が家のハリネズミにはペレットのサイズが大きすぎてなかなか食べてくれません。
細かく砕いてあげると食べるのですがかなり手間ですが、ほどよい硬さなのでハリネズミの歯の健康のためには是非取り入れたいペレットではあります。

ジクラ (Zicra) ハリネズミ専用フード

ジクラ

ハリネズミを虜にする、栄養バランス・嗜好性・消化吸収の良いフードです。
小粒サイズで食べやすく、ハリネズミに必要な栄養素(たんぱく質・ビタミンE)を吸収できる総合栄養食でミネラル・ビタミン・鉄分入り。
天然成分だから安心・安全で嗜好性も抜群。

原材料・成分

粉砕トウモロコシ、魚粉、ビタミン、アミノ酸

タンパク質42%以上
脂肪11%以上
繊維5%以上
灰分7%以上下
カルシウム

ジクラを食べてみた感想

こちらはまだ食べてませんが、よく目にする餌なのでご紹介。
なぜこのエサを試してないかというと、ジクラは少し割高なのでハリネズミが気に入ってしまうと私の財布がダメージを受けるからです。
たんぱく質が多く、非常に優秀な餌ですね。
食べてみたら追記していきます。

結局ハリネズミの餌はどれがいいのか

私の食レポはあくまで個人の意見ですので、ハリネズミ本人?に聞いてください(笑)
ちなみに我が家の調合はSANKOのハリネズミフード:4割+大地の恵み:4割+Mazuriインセクティボアフード:2割で調合してます。

グルメなハリネズミを満足させてあげれるように、定期的に餌を変えてあげてあげる必要もあるかもしれません。
ハリネズミの健康のためにも理想的な栄養バランスとなるように調合してあげてくださいね。

え?ミルワームは食べないのかって?
それは次の記事で、、、

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