ゴールデン(キンクマ)ハムスターの子育ての記録と子食いをさせない為に行った対策

ハムスターの赤ちゃんハムスター
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我が家ではハムスターの赤ちゃんが生まれたのですが、最終的に全ての赤ちゃんが足並みを揃えてスクスクと元気に育ち、大人となって巣立ちました。

成長の記録や気づいたことをを記事にしていきたいと思います。

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母ハムスターの子食いについて

ハムスターの出産でよく耳にする言葉に子食い(カニバリズム)があります。

この行動は様々な生き物でも行われているので特別なことではなく、より多くの子孫を活かし育てる生物の知恵ですので子食いは仕方のないことなのです。

ハムスターの子食いの原因

栄養不足

子食いの原因の多くはエネルギー不足によるものだと言われていますので、野生で子食いが起こるのはある程度仕方のないことだと思いますが、飼育されていて栄養豊富なハムスターに関してはある程度コントロールできることなのではないかと私は思っています。

ストレス

環境によるストレス等も子食いの原因になると考えられ、懐いていない母ハムスターが人間を恐れていたり、環境音が気になったりと理由は様々です。

先天的な病気、ハムスターの個体差

先天的な病気で体の弱い個体が死んでしまったりすると子食いされて母ハムスターのエネルギーに変換されます。母ハムスターが子育ての苦手な個体だったりする可能性もあり、仕方ない状況も考えられます。

ハムスターの子食いの予防

子食いをさせてしまった飼い主を攻めるつもりはありませんが、適切に対処していれば子食いが起こらなかった事象というのもあると思います。

母ハムスターに高カロリーなエサを与える

妊娠中と子育て中は母ハムスターの食性が大きく変わります。

チーズ、煮干し、ささみ、ミルワーム、かぼちゃ等、高カロリーなエサを多めに与えてあげましょう。

我が家のハムスターは普段ミルワーム1匹しか与えていませんでしたが、子食いさせない一心で妊娠中は1日3匹ほど与え、育児中は1日5匹ほど与えていました、果たしてこれが子食いさせない対策となったかは定かではないですが、高カロリーで吸収率の高いミルワームは確実に効果があると考えています。

ただし、ミルワームはカルシウムが足りないので与えすぎると骨が弱くなってしまいます。多めに与える場合はカルシウム剤をまぶす等して栄養バランスを整えてあげましょう。

詳しくは下記の記事をご参照ください。

ハムスターに構い過ぎない

ハムスターの子育て中はケージの掃除ができないので不潔にならないか心配なのですが、よく観察してみると母ハムスターが汚れた床材を掻き出したりして、ある程度清潔を保ってくれているんです。

ハムスターは子育ての上手な動物ですので母ハムスターを信頼して任せてあげましょう。

ただし、野菜が腐ったりしてしまうと下痢をしてしまったりする可能性もあるので、母ハムスターの見ていないところでそーっと片付けてあげましょう。

当たり前のことですが赤ちゃんのハムスターに触ったりするのは絶対にやめてくださいね。人間の匂いが着くと育児放棄や子食いの原因となります。

以上の2点をしっかり守っていれば、子食いは減らすことができると考えています。

ハムスターの赤ちゃんの成長

ハムスターが生まれてから巣立つまであっという間だったのですが、生後15日くらいの「可愛さの黄金期」強く脳裏に焼きついています。

我が家の成長の記録をまとめていきたいと思います。

生後0日から7日ほど

目も開いておらず、母ハムスターの母乳を飲んで過ごす時期ですので飼い主の仕事はエサを運ぶだけです。

生後7日〜

体毛が生え始める頃ですので、毛色を判別できるようになる頃です。

まだまだ母乳が大好きな時期です。

生後10日〜

少しずつ、柔らかい野菜なども食べ始めている頃で、母ハムスターが赤ちゃんの塊に野菜などポイッと乗せる可愛らしい姿を目にすることができます。

飼い主のやることはほとんどありませんが、豆苗やキャベツなどの柔らかい野菜を与えてあげると良いかと思います。

まだ目も見えていない子ハムスターが活発に動き始めて、母ハムスターが子ハムを捕まえてせっせと運ぶ可愛らしい姿が見れる頃です。

生後15日〜

この2、3日が赤ちゃんハムスターの可愛さ黄金期です!動画を撮っているのでご覧になってください。

目も飽き始めるので、自分でトイレを探して使ったり、エサを探したり、母乳おねだりしたり、兄弟とじゃれあったりと大忙しです。

エサを与えれば自分から寄ってきてくれる個体もいるかと思います。

この可愛さ黄金期は数日ですのでしっかりと目に焼き付けて起きましょう。

生後20日〜

生後20日を過ぎるとハムスターらしくなってきて、母ハムスターが子ハムスターに翻弄されている感が出てきますので、そろそろ巣分けしなくてはなりません。

成長や学習が遅いようであれば生後25日くらいまで母ハムスターと一緒にしておいてもいいでしょう。

子供と引き離される母ハム可愛そうとか思いますよね?巣分けして数日して、母ハムスターを子ハムスターのケージに入れてあげると母ハムスターは逃げまわります。巣立ちしてしまえば同じ大人のハムスターとして母ハムスターは対応するみたいですね。

父ハムスターをケージに入れると怖がって近寄らないんですが、母ハムスターをケージに入れると子ハムスター達は母ハムスターを追っかけ回します。ちゃんと匂いを覚えているんですね〜。

生後30日〜

この頃になると結構激しい喧嘩を始めたりしますので、怪我をする前に個室のケージに分けてあげましょう。

仲良くしているから大丈夫だと思っていると、朝起きたら悲惨なことになっていた、なんてことも考えられますよ。

生後60日

性成熟をして、メスは妊娠可能になる頃となっていますが早熟な個体はもっと早いかもしれません。

我が家のメスのハムスターは生後45日ほどでロードシス状態(交尾受け入れ体制)になったのを確認しています。

喧嘩で怪我をしたり、早期妊娠の可能性があるので多頭飼いは厳禁です。

ハムスターの繁殖は計画的に

子ハムスターの可愛い画像を貼っている私がいうのもなんなんですが、ハムスターの赤ちゃんが可愛いからといって安易に繁殖させるのは控えましょう。

子育て中は気を使いますし、里親探しは大変です。

繁殖させたい人は、全匹育てるくらいの覚悟をして繁殖に臨みましょう。

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